防音室・オーディオルーム
夫婦で奏でるピアノ室
ご依頼のきっかけは、座談会でお隣の席になったことでした。弊社の防音室の事例をお話ししたところ、お施主様が抱えていた「音」の課題についてご相談をいただいたのです。これまでは居間に続く和室にピアノを置かれていましたが、演奏を始めるとテレビの音が聞こえにくくなってしまうため、ご夫婦が互いに気兼ねなく過ごせるよう、防音改修を検討されることになりました。
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防音工事は、求める遮音性能によって費用が大きく変動します。そこで、まずは改修前に各室間の騒音測定を実施。3段階の防音グレードを設定し、費用対効果をしっかりと検討しました。現地は幹線道路に近く、もともと外の騒音が大きい地域でした。あえて外部サッシの強化はせず、元の障子を活かすことで、コストを抑えながらも明るく開放的な音楽室へと生まれ変わらせるプランをご提案しました。
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また、もう一つの課題が「収納」でした。和室のグランドピアノが押し入れの扉を塞いでしまっていたため、扉の向きを廊下側へ反転させる案をご提示。長年眠っていた収納スペースを、再び有効活用できるようになりました。
工事が進む中で、扉の開き勝手に関する追加のご要望をいただきました。施工を担当した河合建築さんのご協力のもと、現場で柔軟に対応することができました。
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防音という機能性だけでなく、家全体の動線や収納が整ったことで、ご夫婦の奏でる音色がより一層豊かに響く住まいとなりました。
お引渡し後、写真撮影でお邪魔した際には雑音に邪魔されず、ピアノの音色に集中して向き合える部屋になったと嬉しいお言葉をいただきました。
DATA
建設地:東京都杉並区
構 造:木造2階建て
担 当:宇田有希
施 工:株式会社河合建築
