■高台のちいさな家
外観
都市公園に面した高台に建つ住宅です。
土地探しに同行した際にこの土地と出会いました。
公園に面した擁壁の高さはおよそ6M、敷地面からさらに道路面まで3.3Mの差があります。既存擁壁の安全性を現地にて目視確認、既存擁壁工事の適合判定・検査済証が発行されている旨を役所にて確認しました。
道路面からの外観
道路面から玄関を見ると、平屋に見えますが2階建てです。
道路からのアプローチをスムーズにするため、
2階に玄関・水まわり・リビング、1階に居室を計画しました。
玄関脇のシンボルツリーはアオダモです。
3.3M下に植わっているので低くみえますが、4.5M近くある高木です。
さらに成長してくるのが楽しみです。
玄関にはベンチを設けました。
老若男女問わず、靴を履いたり、荷物を置いたり、腰掛けたりと便利です。
玄関入ってすぐ脇に水まわりがあります。
洗面脱衣は引き戸で仕切ることができます。
家族がお風呂に入っていても、気兼ねなく洗面を使うことができます。
天井に設けた木格子は室内物干し用です。
リビングに入ると南面に緑豊かな景色がひろがります。

キッチンカウンターはカバの巾剝ぎ材を使用した造作キッチンです。
撥水性の高いガラス塗料を塗布しています。

キッチンシンクは高硬度人工大理石のオーバーシンクを建て主さんが見つけてきてくれました。
広々サイズなので大量の洗い物も楽しんでできるはず。

リビングダイニングの一角に小上がりを設けました。
脇にはトール収納、小上がり下には大容量の引出収納があります。
出窓から柔らかな光が入ります。
LDK
緩やかな勾配天井と北側のハイサイドライト
LDKは間仕切り壁のない広々としたワンルームです。

リビング引き戸はレトロなデザインガラスの框戸です。

階段を降りるとテラスと一体となるフリースペースです。
公園の緑がぐっと近く感じられます。
テラスは2段にし、ベンチとして座れます。
両サイドは壁に囲まれているためプライバシーを保ちつつ、前面は開放された居心地のよい空間です。
休日は友人を招いてバーベキューと想像が広がります。
個室の間仕切り壁は上部にガラス欄間を設け、空間が広がるようにしました。
光が白い天井にあたり、柔らかい光が室内をふんわりと明るくします。

個室のほかに、ファミリークローゼットを設けました。
公園から見る高台のちいさな家
設計監理:株式会社半田雅俊設計事務所(担当 半田・宇田) 施工:株式会社河合建築 写真:中山保寛