建築家との家づくりをひと言でいうなら、自分らしい家づくりをとことん楽しめるということ。これに尽きます。家を建てるのならば、誰もが自分らしい家を建てたいと思うことでしょう。でも、家の設計は専門知識がないとできません。あなたがイメージを描いて、それを大工さんに建ててもらってもうまくはいかないでしょう。そこで建築家の出番なのですね。あなたの想いや家族の暮らしかたを聞いて、それを居住空間造形のプロである建築家がカタチにする。あなたの想いが建築家によって、あなたが思い描いていた以上の形になって、あなたの暮らし方にぴったりな心地いい、世界でひとつだけの家ができる。それは、あなたと建築家の共同作業ともいえるでしょう。工務店やハウスメーカーではできない、自分のこだわりを楽しみながら実現する家づくり。それが建築家との家づくりなのです。

家というと広さに対して、どんな間取りで部屋を考えていくか?という発想になってしまいがちです。そうなってしまうと、家づくりは部屋と部屋との場所の取り合いのようになってしまいます。
そうではなく、家づくりとは、みんなの居場所をつくっていくことなんだと考えたい。みんなの居場所を考えていって、その結果、部屋もできていく。そうすれば階段だってキッチンだってお風呂場だって、“居場所”と考えることで、もっと楽しくて自由な場所になるかもしれないし、家中に家族のお気に入りの場所ができて、大好きになれる家になる。間取りではなく、居場所から考える家づくり。一緒に考えてみませんか?

ファッションに流行があるように、家のスタイルにだって流行があります。でも、家はずっと暮らしていく場所。いずれ流行はすたれてしまい古くさいものになってしまいます。
心から満足できる家で暮らしていけるということは、とっても幸せなことです。考えてみてください。お気に入りの空間と、そうではない普通の空間とで、どちらがくつろげるでしょうか。何十年も暮らしていく家の中に、そんな心から満足できる空間があるかないかで、“幸せの濃さ”だって変わってくるのです。
大切なのはあなたが心から満足できる家をつくること。流行に左右されないあなただけの家をつくること。それが何十年も好きでいられる家をつくる秘訣。私たち半田雅俊設計事務所がいちばん大切にしていることです。まずは、あなたの家の夢を聞かせてください。

エアコンがどんなに適温の風を送っても、自然の風や日だまりの心地よさには勝てませんね。やっぱり自然がいちばん。半田雅俊設計事務所では、エアコンなどの機器にたより過ぎない、自然の心地よさを取り入れた家づくりを心がけています。暑い夏は自然の風を取り入れ、寒い冬はあたたかい太陽の光取り入れるというパッシブデザイン設計の採用。エアコンも床下エアコンで、床から壁へと適温の空気を循環させて、壁や床の温度を調節することで、人工的な風を出さない、自然な心地よさで室温コントロールするなど、できるだけ人の五感に心地いい家を設計しています。半田雅俊設計事務所が取り組んできた、これらの自然の心地よさをいかす設計手法は、さまざまな住宅プロジェクトにもいかされています。

住宅建材に含まれる化学物質が身体に悪影響をおよぼすシックハウス症候群は“家の現代病”といえるでしょう。それというのも、シックハウス症候群は工場で生産する新建材が登場したことと、住宅の高気密化が進むことによって現れたもので、かつて山から木を伐りだして家を建てていた頃には存在しないものだったのです。
しかし、現在の住宅では化学物質をまったく使わないというのは不可能なことです。化学物質は建材だけでなく、家具やインテリア、家電などあらゆるものにふくまれているからです。半田雅俊設計事務所では、厚生労働省のシックハウスに関する基準ができる以前から、ホルムアルデヒドやVOCの室内濃度を測定するなど、住宅の室内環境汚染問題に早くから取り組んできました。そうした数値による裏付けにもとづきながら、できるだけ木や和紙などの自然素材を使い、設計の工夫でしっかり換気がゆき届く家づくりを進めています。化学物質を完全に排除することはできなくても、設計によって暮らす人の健康を守ることはできる。それが半田雅俊設計事務所の健康住宅における考えです。

日本が地震大国であることはいわずもがなのこと。気象庁のホームページによれば、首都圏が今後30年以内に直下型地震に襲われる確率は70%とされています。つまりこれから東京に建てられる家はかなりの確率で巨大地震に遭遇するということです。現在、建築基準法で定められている基準は、関東大震災のような大地震で、家屋が倒壊せず人命が失われない最低限の基準です。そのような建築基準法程度では、修理再建ができないほどの被害が想定されています。半田雅俊設計事務所の耐震設計は建築基準法よりも2ランク上以上を確保し、大地震に備えること前提としています。また、木造住宅の免震構造にも取り組んでいます。地震のことをしっかり考えて家を建てる。これは日本の家すべてに必要なことでしょう。

日本の家の寿命は30年ということがよくいわれますが、これは欧米から見れば非常に短いものです。国民の給料が上がっていった高度成長期のころはよかったかもしれませんが、これからはやはり建て替えなしでずっと暮らしていける家であることが必要でしょう。でも、20年も30年も経つと家族も成長するし、家族構成だって変わってきます。また、住宅設備も機能的に古くなって変える必要も出てきますね。どうすればよいのでしょう。
30年後、具体的にどう変わっているかなんてことはわかるものではありません。でも、変わるだろうということならわかる。だから、家の骨組みの部分と、間仕切りの部分をわけてつくっておく。そうすれば家族構成が変わっても対応できるし、設備も取り替えやすいようにしておけばいい。しっかり設計すれば100年持つ家が建てられます。木骨軸組構法がもつ耐久性と、家族の一生にあわせて変わっていく可変性。これからの家の基本と考えます。

木という素材ほど家をつくるのに適した素材はないと思います。見た目も、手ざわりも足ざわりもぬくもりが感じられて、人にやさしい。そして木(天然無垢材)は、時とともに色やツヤを増してその味わいを深めていく。10年、20年と経つうちにナチュラルな色合いが濃厚な飴色へと変色していき、空間に風格と、なんとも落ち着く味わいを魅せてくれます。それは、過ぎていった時間が、しっとりと積もっていったような感じ。柔らかい木は傷つきますが、その傷だって時がたてばしっくりとなじんで、愛着が感じられる家族の痕跡になります。暮らすほどに味わいや愛着が深まっていく。木の家の最大の魅力といってよいでしょう。